最近では年の差婚が注目されていますよね。
でもそのほとんどの場合は男性が年上です。
年上の男性というのは、若い人にはない大人の魅力があって女性が惹かれてしまうのは、仕方ないのかもしれないですよね。
それでも年下の男性だって負けてはいません。彼らの素直で一生懸命なところに惹かれる女性も多くいます。
でも、今すぐ結婚したいというアラサー女性が、むやみに年下彼氏と付き合うことはオススメできません。
厚生労働省が発表している平成26年度の平均初婚年齢は、女性が29.4歳、男性が31.1歳。若干ではありますが、男性のほうが遅くに結婚する傾向にあるようです。
このことが、年下彼氏と付き合うアラサー
女性にとっては重大なリスクとなるのです。では、さっそく具体的に見てみましょう。
将来の話ができない
恋人であるなら、なにごとも包み隠さずに本音で話し合いたいところですよね。隠しごとをしないというのは、お互いの関係がうまくいくためにとっても必要なことのひとつです。
ところが、そんなカップルでも、結婚の話題にかぎってはタブーとなっているカップルが多く見受けられます。
お互いが学生だったり、社会人になって間もなかったりする時期なら「将来、結婚しようね」なんて軽く言い合うこともできると思うんです。
それが実際に結婚を考えてもおかしくない年齢になるにつれて、冗談でも結婚についての話題に触れることができなくなってしまうのです。
とくに女性側が結婚したいと思っているのに、なかなか男性に結婚のことを、打ち明けることができずに悩んでいるというパターンが多いようです。
重い女だと思われたくない、プロポーズは男性からしてほしいという思いが心のどこかにあったりするためです。
そんなときは友人の結婚式の話さえもためらったり、ふたりでテレビを観ているときに結婚というキーワードが流れただけでも気まずくなったりしてしまいます。
こんなことが続ければ、ギスギスして破局に向かってしまうカップルも少なくありません。
付き合っているにもかかわらず、将来の話もできないようではうまくいくはずがないですよね。
もちろん年下彼氏にかぎったことではありません。
年の差による結婚適齢期のズレや女性が年上であることから遠慮して言いたいことを言えないということがリスクを高めているのです。
婚期が遅れてしまう
年下彼氏と付き合う最大の弱点は、女性の婚期が遅れてしまうということです。
どんなに彼女のことを愛していても、やはり若いうちは遊びたい、自由にお金を使いたいと思うのが男心です。
いくら男女平等の社会とは言え、女性には出産や育児などがあるので、自分が養うくらいの覚悟がないと男性が結婚に踏み切ることはできません。
つまり、若いときに結婚を決意できる男性はなかなかいないということです。なんとか交際を続けて、ようやく男性が結婚しようと思う平均年齢が30.7歳。
そのころには、自分のまわりの友人たちは結婚・出産まで経験していることが多いので、自分だけが取り残されてしまったかのような気持ちになるかもしれません。
女性なら婚期が遅れると複雑な感情を抱いてしまうのも無理はありません。
しかし、結婚できただけでもよかったのだと思うようにしましょう。
残念ながら、なかには悲しい結末を迎えてしまう女性もいるのです。
結婚を迫ると捨てられる
20代後半にもなると、誕生日のたびに彼氏からのプロポーズを期待しているという女性もいると思います。
ところが、待てども待てどもプロポーズの気配すらな。
気づけば30歳を迎えてしまったなんてこわーい話も耳にします。
しびれを切らした女性が「結婚のこと、考えてるの?」と思いきって尋ねてみると、なんだか歯切れの悪い言葉が返ってきてうやむやにされてしまうこともあります。
いっそ結婚の意思がないとバッサリ言いきってくれる男性のほうが、よっぽど良心的です。
ひどい男性になると、結婚の意思があると言いながら何年も引き延ばした挙句に別れを切り出してくることもあります。
別れたら次がないというアラサー女性の心の弱みにつけいって、最終的にはアッサリとほかの若い女性に乗り換えてしまう男性が存在するのです。
そのころにはアラサーどころかアラフォーになり、身も心もボロボロに……。
では、そのようなことを防ぐためにはどうしたらよいのでしょうか。
やはり同年代や年上彼氏に比べると、年下彼氏のほうがそういったリスクは高くなります。
なかには、はじめから結婚の意思がないまま付き合っていたという場合もありますが、多くの男性は自分が結婚適齢期になって初めて真剣に考えるようになります。
その時、若くてかわいかったはずの彼女がアラサーになっていることに気づいたり、まわりの友人たちが若くてかわいい彼女と結婚したりと何かしらの心境の変化があるのでしょう。
アラサー女性との別れを選択したあと、すぐに自分と同年代か年下の彼女と結婚してしまうようなケースもあるのです。
そこで年下の男性を彼氏にする場合、付き合うまえに結婚の意思を確認することが大切です。
付き合うまえが難しければ、付き合ってからでも構いません。
年下彼氏に「何歳で結婚したい?」などと具体的な話をしてみてください。
いきなり結婚の話をしたら引かれるのではないかと思われるかもしれませんが、真剣な交際をしようと考えている男性なら誠実に答えてくれるはずです。
それより、何年も付き合ってから振られるくらいなら早いうちに別れてしまったほうがよいでしょう。
まとめ
年下彼氏と付き合うリスクについて紹介しましたが、いかがでしたか。
今すぐ結婚したいアラサー女性にとって、年下彼氏と付き合うリスクは想像以上に大きなものです。
しかし、絶対に年下彼氏と付き合ってはいけないというわけではありません。ちゃんとリスクを把握したうえで、自分が正しい選択ができるように努力が必要だということです。
アラサー女性の恋愛は、あとがないからといって、自分を卑下してしまいがちです。今ためらったり我慢したりしても、その先に幸せはありません。
自分の将来の幸せを考えればこそ、しっかり相手と膝を突き合わせて話をすることが大切なのです。
こわいからと臆病になったり、先延ばしにしたりせず、勇気を出して向き合ってみることも、大切なことだと思いますよ。